タバコの害についてご存知ですか?

北見病院 外来看護師 森田淳見

  

タバコの煙の中には沢山の有害物質が含まれています。
その中でも、タール、ニコチン、一酸化炭素は、『タバコの3大有害物質』と呼ばれています。
発がん性物質が含まれていたり、一酸化炭素には動脈硬化を促進させる作用があるといわれています。
今回はタバコの害と禁煙の効果についてご紹介します。

【タバコの害 吸わない人にも影響します】
喫煙は様々な病気の原因となります。
呼吸器疾患だけでなく、循環器・消化器・口腔疾患、そして肌の老化までもが喫煙による影響を受けることがわかっています。
喫煙者が直接吸い込むのは『主流煙』、タバコを吸っている人だけでなく、吸わない人でも吸っている人のそばにいることで影響される『副流煙』。
その副流煙は主流煙よりも多くの有害物質が含まれており、タバコを吸っている人より吸っていない人の方が大きな健康被害にあっているようです。
そのため、タバコを吸っていなくても副流煙により、がん・心臓病などの疾患にかかってしまうことも多くあります。

【禁煙の効果】
禁煙を開始すると、時間の経過とともに次のような効果や、病気の発症リスクの軽減が期待できます。
8時間後  血液中の二酸化炭素が下がる
      体内の酸素濃度が上がる。

48時間後 心臓発作のリスクが低くなる。
      嗅覚や味覚が回復し始め、食事がおいしくなる。

72時間後 呼吸が楽になる。

2週間〜  循環機能が回復する。
 3ヵ月後 肺機能が30%アップする。

6ヶ月後  咳・息切れが改善する。疲れにくくなる。
      気道感染を起こしにくくなる。

1年後   狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患のリスクが喫煙者の半分以下に下がる。

10年後  肺がんのリスクが半減する。

15年後  心臓病により死亡するリスクが非喫煙者と同等になる。

禁煙に成功し、体調がよくなった人、家族に喜ばれた人など、沢山います。ぜひ、自分の健康のため、そしてその周りの人、家族のために禁煙を考えてみませんか?

【禁煙外来 健康づくりを応援します】
当院では禁煙外来を実施しています。
禁煙外来は保険適応の対象になります。
合計5回の外来通院で医師と看護師が禁煙のサポートをします。
費用など詳しいことは外来スタッフにお尋ねください。
また、9月〜10月に友の会ヘルスチャレンジを実施します。
禁煙に限らずチャレンジに成功すると図書カードがプレゼントされます。
タバコを吸われる方はこの機会を利用して禁煙にチャレンジしてみませんか。